「読みたいことを、書けばいい。」んだって

私の周りではちょいちょい話題になっているこちらの本。

『読みたいことを、書けばいい。』

ツイッターでちょっとした事件があり、著者の田中さんとほんの少しやりとりをさせていただいた。

そんな面白いことが起こるのがツイッターなんだけど、そのことはまたいつか別のお話で。

 

こんなに早く購入して読むなんて思ってもなかったこの本。

みんなが面白いと言って大波が過ぎ去った後に読むのではなく、このタイミングで買って読んで良かったと思った。

だって、きっと、みんなが「面白かった」「読んで良かった」と盛り上がっていたら、あまのじゃくな私は読まなかったと思うから。

ツイッターで検索すればわかるんだけど、現時点ですでに大盛り上がりですけどね、この本。

私の周りで大盛り上がりではないだけの話。

良かった、読書好きが友達に少なくて。

サクサク読める本

どんな本だった?と聞かれたら、こう答えるだろう。

グダグダうんちくや説明が長くなく、文字も大きめで、わかりやすく、読みやすい。

1日、2日で読めてしまう。

サクサク読めるからと言って、内容がちゃんと頭に入っているかは別だが。

随筆で書こう! と言われて随筆ってなんだったけ?とググったのはこの私です。

本の中で何度か出てきて、説明もあったのは覚えているが…

私の読書なんか、理解力なんか、記憶力なんか、そんなもんである。

誰かが書いているなら読み手でいよう

そんな私がうまく内容をまとめられるわけもないので、うまくまとめている先輩のnoteをお読みください。

田中さんもこの本に書いてました。

「誰かが書いているなら、読み手でいよう」って。

なので、本に興味を持った人は、このイッシーさんのブログを読んでいただきたい。

私のちょっとしたツイッターの出来事もうまく取り入れていただけてます。

ビジネス塾の先輩のブログ

読んだ本のまとめノートは、3つにしぼる

メンタリストのdaigoが言ってた。

ノートに書き留めているが、全く活用できていない私。

そう、メモしてやった気になって満足になっているダメな奴の典型的なやつです。

・・・3つも出てこない。

もちろん、どのページも面白くて「確かにー!」「ほぉ〜」って思うところはあったのに。

人の記憶はインパクトのあることしか残らない

あ、これは本には書いてないですよ。

私がこの本を読み終わって思ったこと。

・読みやすい

・面白い

の他に、もう一つ頭に残っていることがある。

上記の2点はイッシーさんも書いてるし、ツイッターで検索すれば読んだ人のほとんどが必ず言っていること。

でも、私のもう一つの頭に残っていることは誰も書いてないし、呟いてもいないのである。

何故なんだろう・・・。

あんなにインパクトがあって、私にとっては一番面白くて、一番印象強いのに。

何年か経って、田中泰延さんの名前の読み方(ひろのぶ)を忘れたとしても、本の内容を忘れたとしても、きっとこのことだけは覚えていると思う。

このことを覚えている限り、田中さんのことを忘れないと思う。

何故みんなは、ここをスルーできるのだろう。(いやいや、本に対してきちんと感想を書いてるだけだって)

尊敬する人、父

本の中で、就活の時に書くエントリーシートのことを書いていた。

そこで田中さんは写真は違えど、当時はこんな風に書いてましたと載せていた。

私はエントリーシートなどというものを書いたことがないので、これを見ながら自分だったらどう書くかなーと思っていた。

これが本のちょうど真ん中辺りなんだが、これによって今まで読んで頭に入っていたであろう内容が消え去り、これから読んでいく後半の本の内容が一切頭に残らなかった。

 

父。結婚6回したので

 

なんというか、この衝撃。インパクト、すごくない?

お父さんが結婚6回したこと自体もすごいが(私が知っている人で最高は4回だから)、

そんなお父さんを尊敬するって言える田中さんもすごいなと。

めげずになんども結婚したことが?

6人も結婚相手見つけたことが?

そんなに失敗してるのに結婚が嫌にならなかったことが?

 

お父さんを尊敬しないより、したほうがいいと思う。

うちの父も大概やらかしてる人だが、尊敬しているかしていないかと聞かれたら、「尊敬している」と答えるだろう。

たぶん人が想像する「尊敬」とはちょっと違うと思うけど。

まぁ、エントリーシートではインパクトのあることを書けと言ってたので(←たしか)

まんまと私はここに一番インパクトを受けたわけです。

きっと私が面接官だったら

「お父さんの6回の結婚のスパンはどれくらい?」とか

「6回もお母さんが変わるのは対応が大変じゃなかった?」とか

「お父さんはそんなにモテる人だったの?」とか

「そんなに結婚に失敗するお父さんはどんなん人なの?」とか

面接を受けている本人よりもお父さんへの質問しかしない気がする。

離婚一回で次に踏み出せないなんてアホなのかと自分に言ってやった。

自分に素直だから6回も結婚できるのだろうな。

というか、6回目の結婚は継続しているのだろうか。。。

 

そんなこんなで、私の中で田中さんは

「お父さんが6回結婚した 田中さん」でインプットされたのである。

やりたくないのにコピーライターになっていたとか、深夜2時に太ももにペンを刺しているとか、この本が初めての本とか、実はめっちゃガタイのいいオジさんだったとか、お父さんは6回結婚しているけど田中さんは結婚しているのだろうかとか、言い回しやテンポが面白いと思ったらやっぱり関西人だったとか、そんなことはどうでもよくなってしまった。

 

なので、本について知りたい人は、自分で買って読んでみるか、イッシーさんのブログを読んでほしい。

 

随筆とは、こんな感じに書いたものでいいのだろうか。

 

そういえば・・・

起承転結を考えて書けと田中さんは本で言ってた。

今、思い出した。