気が利くとは、想像力があるということ。

先日、たまたま観ていたTV番組での言葉。

気が利くとは、想像力があるということ。
想像力がないと気は使えない。
周りを見て、相手を見て、何が必要かを想像できるから気を使えるんだと思う。

 

ほぉー確かに!って思った。

気を使いなさい、気を使える人になりなさいって小さい頃から言われるけど、子供の頃なんてそもそも「気を使うこと」がどういうことかわからないし、「気の使い方」もわからない。

成長していくうちに、周りを見て、人にされて、嬉しい体験も嫌な体験もして、自分で「気を使う」ことを覚えていく。

経験することで学び、過去の経験からその場面ではどうすることがベストなのか、どうすることで相手に喜んでもらえるのかと考え行動する。

いろんな経験があるから気が使えるようになると思っていた。

だがしかし、経験がなくても、想像力でカバーできると言っている。

…確かに!!

TVの中でその言葉を言ってた人は、デザイン関係の人で同年代で会社の代表をしている人だった。

スタッフを起用するときにポイントとなるのが『気を使えるかどうか』なんだと。

デザインを考える、提案する、という仕事には想像力が大事だと。

だから、気が使える人かどうかを重要視しているんだと。

 

もうね、なんかね、同年代(2、3歳上)の人がそう言ってるのを聞いて、衝撃だった。

なんとなく、年上の人生経験多い人が言っていたら、納得は同じだけど衝撃はなかったと思う。

その言葉の意味に衝撃ではなく、同年代の人が言っていることに衝撃だった。

自分が信じていることを自信を持って言っていい年齢なのに、私は中身がまだまだお子ちゃまな気がした。きっと気のせいではなく、その“気がした”は事実で、自分自身が気づいたんだと思う。

もうちょっと自分の中の「譲れないこと」や「ブレずに持っている信念的なもの」を見つめ直してみるタイミングなのかなーと思った。

自分の中に感じているものや信じている想い、大事にしているものってあるんだと思う。

でもきちんと言葉にできないものの方が圧倒的に多い気がする。

自分では大した経験もしてなくて平凡的な人生だと思っているけど、きっと側から見たらそれなりにいろんな経験してきた人生なのかもなーと思うと、きっと私にしかない、私独特の感性は必ずあるし、そういうのを私の言葉で表現できたら今よりちょっと自信が持てることが増えるかもしれない。

 

想像力を働かそう。

想像力を豊かにするために本を読もう。映画を観よう。芸術に触れよう。

そういえば昔、占い的なもので、

私には『芸術に触れることが大事』って言われたなー。

よし、ずっと行きたいと思っている劇団四季を観に行こう!