今から結婚する友へ⑦
きっと生まれた時に「人として立派な大人になりますように」と誰もがそう願われて育てられた思うのですが、どうやったらあんな大人になるのだろう…というような人をたまに見かけますよね。
今日は、そんな大人のニュースをみて「ちっさーーーー」とか「グーで殴ってやりたい!」とかをツイッターで呟いてました。頑張れANA!!
私の結婚式話もそろそろ終盤になってきました。
毎回ドキドキしているお友達、今回からはきっと大丈夫です!
“同じようなこと”は、思い出にないと思いますので安心して呼んでくださいねwww
どこからですっけ?
あ、そうそう、挨拶して、参加者さんをお見送りするところでしたよね。
一旦、新郎新婦&両家の両親が会場の外に出て、並んでお見送りをしますよね。
一旦出て…扉が閉まって…会場外は親族のみ。
義父、先まで笑顔だったのにめっちゃ怒ってましたね。
お義父さん、まあまあまあ…と笑ってなだめる新婦。
とりあえず、一列に並んで、みなさんに1人ずつ挨拶しながらお見送り。
私の隣には私の両親。
新郎の隣には、新郎の両親。
新郎の隣には、新郎の父。
前から見たらみんなニコニコ笑顔で挨拶してましたが…
お義父さん、後ろで新郎のベルトのところをガッツリ持って、倒れないように立たせてくれてました!!
にやにやニコニコしながら、相変わらずのフラフラっぷりでしたからね。
1時間?1時間半?おしの披露宴が終わり、遠方からの友人たちは終電ギリギリだったと後から聞き、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、みんなが口を揃えて「面白かった」「いい披露宴だった」と言ってくれて感謝の気持ちでいっぱいでした。
で、ほら、時間も推してるってことは二次会の開始時間も余裕で推してるってことで、二次会からしか参加じゃない友人に連絡して、先に初めてくれるようにお願いしたのです。
えぇ、気づきました?
主役のいない二次会のスタートですwww
後から行くからー!!
急いで行くからー!!
と電話で伝えて。
これが嘘になるとは、この時思ってもいませんでしたけどね。
さて、激怒のお義父さんたちは今日はとりあえず帰るからと先に帰られ、新郎新婦は着替えもあるし控え室へ。
友人Eさん、自分もかなり酔っているのに、控室まで新郎を抱えるように連れっててくれました。
うざいって思ってごめんなさいと心の中で謝りました。
その後、新郎は控室のトイレにこもり、新婦はカラードレスの撮影に。
本当は2人で記念撮影のはずだったのですが、なんせ相方(新郎というのに疲れた)立てない動けないですからね。
まぁ、私が綺麗に残せれば相方いなくてもいいさと思って、1人撮影会。
カメラマンの友人にもお世話になりました。
その後、私は着替えて、披露宴中に食べられなかった料理を食べながら新郎の復活を待ってました。
出てこない。
トイレから出てこない。
のぞいて見たら便器を抱えて動かない。(出るものなくて吐いてはいない)
水を飲ませ、声をかけ、なんとか二次会に行けるようにと私とEさんで頑張ってましたが、途中で私はあきらめました。
酔っ払ってそんな状態になったことある人ならわかるじゃないですか、無理って。
その時点で、二次会終了時間。
行かないまま、しゅうぅぅぅりょぉぉぉぉぉーーーーーー!!
二次会だけき来ていただいてた友達にほんっとに申し訳なかったです・・・二次会、行きたかった…。
で、そんなことより、とりあえず私たちが帰らないと式場のスタッフさんも帰れないわけですよ。
きっと通常なら、片付けも終わってさぁ帰ろうかって時間なんですもん。
トイレから出て来てはいたけど、床に大の字に寝たままピクリともしない元旦那さん。
とりあえずタクシー呼びますね、お願いします、なんてやり取りしてたんですが、酔いも冷め(元々そんなに酔ってもない)冷静な私は考えてました。
控室は2F。
動かない&自力で動けない人間を果たしてどうやってタクシーに乗せるのか…
ふむむむむむ・・・
案の定、酔って大の字になっている成人男性は、男3人(Eさんと責任者の津田さんとスタッフさん)がかりでも抱えて動かすのは至難の技でした。
今日は…泊まりか?!と思っていたら、「あれ、使おう。あれ、持って来て」と津田さんがスタッフさんに指示を出していました。
なに?アレってなに?とちょっと不安な私。
待つこと数分。
こんなの結婚式場にあるなんて思いませんでしたーーーー!!!
車椅子ーーーー!!!
私「こんなのあるんですかー?!www」
津田さん「非常用です!初めて使います!!www」
なんとか男性3人で抱えて車椅子に乗せて、1Fまで下ろし、待ってもらってたタクシーに…乗せるのがまた大変でしたー!!!www
で、そこで、私の不安その2
乗せたはいいが、どうやって下ろして自宅マンションの部屋まで連れて行くのか(自宅はマンション10F)…
乗って1人になってからでは遅いと思って、私1人では無理だと相談。
車椅子を持って自宅まで来てくれることになりましたー!!
式場から自宅まで車で20分くらいだったかなー。
津田さんの車でスタッフさんと2人、車椅子持ってタクシーの後ろをついて来てくれて、
自宅マンション下でタクシーから元旦那さんを引きずり下ろし、車椅子に乗せてマンションの部屋まで連れてってくれました。
でも、まだウンともスンとも動かない元旦那さん。
玄関前で下ろしても自力で家にも入れない。
私もひきずれない(酔って寝た人間は思いのほか重いのです)
ということで、玄関から寝室(玄関の真正面の部屋)まで車椅子で入ってもらい、ベットに引きずり下ろしてもらいました。
「入っていいんですか?!」「タイヤ汚いのに車椅子のままいいんですか?!」と気を使われるお二人に「気にしないでください!運んでもらった方が助かりますので!!」と無理を言ってお願いしました。
はぁぁぁぁーーーーーとりあえず無事に家まで帰ってこれたーーーー!!!
この時点で確か夜中の1時くらい。
心配してた友達(元々は元旦那さんの友達)からは3次会終了の連絡www
近くに住む仲のいい友達が近所で飲むから来れるならおいでよと言ってくれたので・・・
元旦那さんを置いて私は1人で飲みに行きました。
いびきかいて寝てましたからね。
本当に笑いの絶えない長い1日でしたwww
で、ここで終わりと思うでしょ?
小一時間くらい飲んで帰って来たら、ベットにいないんです、元旦那さん。
えぇーーーー?!
ってちょっと焦った私。
酔ってどっか行った?(><)
置いて出かけた私が悪かったかー!!(><)
倒れて死んでたらどうしよう!!(><)
と、めっちゃ焦ってキッチン行ってもいない、リビング行ってもいない、
えぇーーーーー(><)と思ってトイレを開けたら・・・
便器に座ったまま寝てましたーーーーー!!
ホッとしたのと、おかしくて笑いがこみ上げて来て、ソッコー写メ撮ってそれまで飲んでた友達に送ってやりました!!
あー死んでなくてよかった。
本当にそう思いましたね。
そうやって私の結婚式は終わったのでした♡
この時私たちを助けてくれた車椅子。
一年後に挨拶に行った時に聞いたら、あの日以来まだ誰も使ったことがないらしく、「うちの式場の伝説の結婚式です!!」的なことを言われました。
ホントありがとうございました!!